中尊寺の境内に重要文化財である白山神社能舞台があります。
これは中尊寺境内の北方、中尊寺の鎮守・白山神社内に
建立されており、西暦1853年(嘉永6年)に
伊達慶邦によって再建された建物です。
それより以前には慈覚大師自ら本尊である十一面観音、
後配仏として季衡の持仏運慶作の正観音、また源義経の
持仏毘沙門天が寄進し安置されていたものの、
西暦1849年(嘉永2年)正月8日に火災で焼失してしまったのです。
その後、伊達藩によって再建された白山神社能舞台は
近世能舞台遺構として楽屋などが完備されるなど
東日本で唯一のものであり、日本芸能史上貴重な遺構として
2003年に重要文化財の指定を受けました。
また能舞は1591年(天正19年)に伊達政宗と豊臣秀次両公が
観覧に供して以来続行されており、1876年(明治9年)には
明治天皇が古式、能舞を天覧したとされています。
